■コンユ主演の映画です。
日本での公開は2012年ですが、私の田舎で上映される予定はなく、翻訳本を発売と同時に買いました。
「トガニ」は、障害をかかえる子どもたちが、被害者となった実際の事件を扱ったものです。
とてもショッキングな内容です。現実には、日本でもたくさんあります。しかし日本では、このように執筆、出版、映画制作をする人はいないと思います。
「トガニ」に関わった方たちの葛藤は、いかばかりだったろうと思います。

■映画はレンタルして見ました。
コンユが手話だけで話し、音声のないシーンがあります。これが、被害者となった聴覚障害をかかえる子どもたちの世界と苦しみをひしひしと感じさせます。
「トガニ」とは「るつぼ」という意味です。
一人の男性教師が赴任するまで、子どもたちは逃げることもできず、犯罪の温床の「るつぼ」にいたのです。
■この事件は刑事事件になりましたが、加害者たちは不起訴処分となり、事実上無罪となってしまいました。
韓国では2011年に公開されました。
この映画が世論を動かし、刑量が軽すぎた加害者たちの再調査と法改正が行われました。
改正された法律は「トガニ法」と呼ばれ、加害者たちには実刑判決がくだされました。
作家はコンジヨン、翻訳者は蓮池薫です。
このコンビで数冊の本が出版されています。
🌻オバサンも、たまには真面目になる。
⏪つづく⏩
